カタログ用語解説

■軸間距離
「軸間距離」とは、前輪と後輪の中心間の距離を表す値。「 ホイールベース」とも言う。

■乾燥重量
「乾燥重量」とはバイク単体だけの重さを表し、ガソリンやオイル、冷却水などの重さを含めない。それらを含めた重さは「装備重量」や「車両重量」と呼ばれる。

■最小回転半径
「最小回転半径」とは、直立状態のままハンドルを一杯に切って回転させたとき、前輪が描く円の半径を表す。あくまで直立状態での"最小”なので、実際はバイクを傾ければ傾けるほど、より小さな半径で回れる。

■ボア×ストローク
「ボア」とはシリンダーの直径、「ストローク」とはピストンが上下に動く距離のこと。ボアよりストローク値が短い場合はスピードの出しやすい高回転型、ストローク値が長いと力強さのあるエンジンになるなど、エンジンの特性に密接に関係する。

■圧縮比
爆発力をより高めるために、エンジン内では空気とガソリンが混ざった「混合気」を圧縮している。「圧縮比」とは、その圧縮の比率を表す数値。圧縮比「10:1」は元の体積の10分の1に圧縮する。一般に圧縮比が高いエンジンの方が低いものよりもパワーが出る。

■最高出力
「最高出力」とは、そのバイクの最大パワーのこと。「74.0kW(100.0PS)/8,000rpm」などと表す。エンジンが8,000回転(rpm)のときに最大パワー74.0kW(100.0PS)が出るという意味。「PS」は「馬力」。基本的には、最高出力が大きいほどスピードが出るバイクになる。

■最大トルク
「トルク」とはエンジンが回転する力のこと。その値が最も強いときが「最大トルク」。「98.0N・m(10.0kgf・m)/6,500rpm」などと表す。エンジンが6,500回転(rpm)のときに98.0N・mの力で軸が回っているという意味。基本的に、最大トルクの出る回転数前後がバイクを最も制御しやすい。

■変速比
「変速比」とは、エンジンの回転数とシャフトの回転数の比率を表した値。エンジンとシャフトの間にはミッションがあり、エンジン回転を変速してシャフトに伝える。1速、2速などの各ギヤごとに表され、たとえば1速の変速比「2.85」、2速の変速比「2.0」とは、1速ではシャフトを1回転させるためにエンジンを2.85回転させ、2速では2.0回転させているという意味合いになる。

■減速比
超高速で回るエンジンの回転数をそのまま後輪に伝えるわけにはいかないので、回転を減速する必要がある。「減速比」とは、その減速の比率。一次減速はミッションで行われ、二次減速はスプロケットで行われる。ミッションだけでは減速できない部分をスプロケットで行っており、一般的に二次減速比の数値が大きいほど加速型、小さくなるほど高速重視型とされる。

■キャスター角・トレール量
「キャスター角」とは、前輪を横から見たとき、フロントフォークがどれだけ斜めになっているかを表す値。角度が大きいほどフロントフォークは寝る。「トレール量」とはキャスター角によって生まれる値で、ステアリングヘッドを延長して路面に達する点と、フロントタイヤの接地点の間の距離を表す。トレール量はステアリングや直進安定性に大きく関わり、トレール量が大きければ、直進安定性はよいがハンドリングは重くなる。アメリカンタイプのバイクなどはその例。



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